生きとし生けるものすべて、野菜、魚、肉であろうと
自然の生の状態には「酵素」が豊富に含まれています。
全ての生命活動は酵素なしではありえないので当然のことなんです。
ですが、調理時の過熱などにより酵素はあっという間に壊れてしまいます。
酵素は48度で壊れ始め、70度の過熱では2分で半分が壊れ
10分間の過熱では100％破壊されてしまいます。
そして、加熱のほかにも農薬や添加物、精製、化学肥料などでも破壊は進みます。
現代の私たちの食事は、加工されたものや
加熱調理されたものがほとんどといった生活ですよね。
とある5年生の日曜日の食事を聞いたところ
朝食は菓子パンと牛乳
昼食は焼きそば
間食はコンビニのチキンとスポーツドリンクとポテチ
夕食は焼肉
とのことでした。
たまたまとも言えますが、結構このような食事が多くなっているのが現代っ子だけでなく私たちの毎日なのです。
しかし、こうした食事の積み重ねが、慢性疲労や腸内環境の悪化を招き
現代では低年齢時から、イライラしやすい、集中力がない、アレルギー
人とのコミュニケーションが苦手・・・といった様々な反応が出ています。
ですから、普段の食事から「酵素」を豊富に含んだものを
食べる重要性をお伝えしているのですが
そもそも食べ物に含まれている「食物酵素」は
体内に入った後、そのまま「体内酵素」として働くわけではありません。
じゃぁ意味ないじゃん！
と思われるかもしれませんが、
実はすごく重要な役割があるんですよ！
それが「自己消化」です。
噛むことから始まる消化ですが、体内に吸収されるまでの
壮大な消化活動には、多くの「消化酵素」を必要としており
それらの消化酵素を分泌するために
私たちは自分のカラダに多大な重労働を課しているんです。
まずは食べた物を消化することから始まり
きちんと消化し、栄養素を吸収しなければ何も始まらないんです。
ですから、何かを口にすれば、カラダは最優先で消化酵素を作ります。
そしてこの時に、多くのアミノ酸やビタミン・ミネラルが消費されます。
ですから、体内で本格消化が始まる前に
食べ物に含まれている酵素によって自己消化（事前消化）をする
これができているだけで、私たちのカラダは
余計な酵素つくりに疲弊することなく
多くの栄養素やエネルギーが節約され
疲れたカラダや細胞の修復などに向き合える
余裕のあるカラダを作ることが可能になるのです。
最高のパフォーマンスを生み出すにも
健康なカラダを維持するにも
酵素を意識した食生活を目指しましょう！
酵素を制する者が、パフォーマンスを制す！
です！
ではまた。
こちらの内容はYouTubeでも話していますので
耳で聞くほうが好きな方はぜひ覗いてみてください。
