自主性がないと言いながら、選手に答えを与えすぎていませんか?

アカデミー世代を育てる指導者を応援します!

腸整脳力 ノンストレスコーチング

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私が現場で一番よく聞く指導者の皆さまからの言葉

「選手が自主的に動かないんですよ」

「なかなか育たたないですね~」

「どうして自分から積極的に動かないですかね」

 

どうですか?

うちもうちも!と共感している方も多いのではないでしょうか?

 

なぜこんな状況が多くの現場で巻き起こるのか?

それは

 

「答えを与えすぎているから」です。

 

練習風景を見学させてもらうと

指導者が率先して「答え(指示)を出しています」

 

人の心理として自分に

「決定権がないもの」に対して

ワクワク感や、やってみたい!という感情は起こりにくいのです。

これは園児や、小学生でも同じです。

 

しかし指導者は、少しでも早く結果を出したい!

勝たせてやりたい!

という思いから、どうしても細かく指示を出してしまう。

時には声を荒げて・・・。

 

ちなみに、これと全く同じことが家庭でもよく起きています。

 

そして、こうしたことが普通だと身をもって経験し育った選手は

当たり前ですが、

「答えは指導者(親)が言ってくれる」

「やることは指導者(親)から指示されるもの」

という学習をします。

 

その結果、現場では

月を見上げるように指導者の顔を見上げている光景が生まれます。

 

では、どうしたら自主性が育つのか。

というよりも

あなたが優れた指導者になりたいと考えるなら

 

答えを与える人から

答えに気づかせ答えに導く人

になることです。

 

答えに導く人は、話を聴く人です

相手がどうしたいのかを聴き

時には失敗することも許容しチャレンジさせる

そしてチャレンジしたことを認める

 

認めたうえで、今回のチャレンジが失敗だったとしたら

じゃぁ、次はどうする?

と再度、選手の答えを引き出し導きます。

 

こうした繰り返しがトレーニングとなり、選手の中に

「コーチは自分のことを信頼してくれている

失敗しても否定されないんだ!」という

安心感と絶対的な信頼が生まれます。

 

すると、次も自ら考え動こうとする

自主性が育つのです。

 

「多くの選手を抱えていて、そんなことは出来ない」

「ひとり一人にそんなことやっていられない」

「めんどくさいなぁ、一発怒鳴ったら動きますよ」

という指導者の方がたまにいますが

 

 

人を育てる過程の取り組みを「面倒」と考えるのであれば

仕事を変えたほうがいいです。

 

アカデミー世代を育成するというのは

目の前の子どもの人生を生きる上での

パーソナリティの基礎をつくるのです。

 

少し目をつぶって、あなたの幼少期・中学・高校時代

などを思い出してみてください。

 

浮かんだ指導者(大人)を思い出したとき

あなたの胸はざわつき、嫌な感情が湧きましたか?

それとも

温かい気持ちが溢れて、今日を生きる勇気が湧きましたか?

 

あなたの元に縁あって集まった子どもたちが

これからの人生で辛いとき、人生につまづいたとき

あなたの顔を思い出し

自ら考え、一歩を踏み出す勇気を思い出す。

 

そんな最高の出会いを経験した人間を育成してください。

 

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