絶大な効果を生む!モチベーションの魔術師への道

モチベーションとは

人が何かする時の「動機付け」や「目的意識」とされ

人が行動を起こす契機となる刺激や意欲

といったニュアンスで用いられています。

 

学生と話していると「モチベ」と略して使われることが多いですね(笑)

 

「最近モチベが上がらないんですよね・・・」

「チームのモチベが低下しているんです」

 

真剣に聴きつつも

「なぜあと少し・・・―ションが言えぬ・・・なぜ略した・・・」

と心の中でツッコミを入れてしまう昭和の私がいます。

 

先日は

選:「TAMAYOさん!いまアマプラにハマってるんですよ~」

T :「たまプラ?」

選:「アマプラですよ・・・」

T:「外人さんか?」

選:「アマゾンプライムっす」

T:「そう言わんか~~~~~~~~~い!!!!!」

 

というやり取りがありました。

すいません。

軌道修正が困難なほど話が脱線しました。

 

無理やり戻します。

 

ようするに(?)

モチベーションの魔術師とは

 

行動を起こすための契機となる魔術(刺激)を

的確なタイミングで発動できる人のことです。

 

選手の必要に応じて

臨機応変に魔術(刺激)を発動している自分を

イメージしてください。

 

むちゃくちゃ楽しくないですか?

 

ある時はカリスマ指導者として選手を支える柱のように

ある時は愛ある檄を飛ばす父のように

ある時はすべてを受け止める母のように

そしてある時は心に火をつける竈門炭治郎のように

 

指導者・トレーナー・保護者はエンターテイナーたれ!

 

選手・現場が必要としている存在に

変幻自在に姿を変える

 

これは、普段みなさんは無意識にやっていることだと思います。

 

その無意識を意識に上げる

 

意識して届けることで

心に火をつけることが可能になります。

 

届ける時の抑えてほしいポイントのひとつを伝えます。

 

それは

 

【承認し続ける】こと

 

「率先して声掛けしてくれていたね」

「この前できなかったプレイにトライしていたね」

「今日は一瞬心が折れそうだったのに立て直したね」

「しっかり食事が摂れていたね」

「いい笑顔で練習していたね」

 

 

 

もうお気づきだと思いますが

特別なことは何一つ言っていません。

 

子どもたちの行動をありのままに受け止め

言葉にしているだけです。

 

しかし、それでいいのです

 

見てくれている

 

知ってくれている

 

気づいてくれている

 

ただそれだけです。

 

しかし、当たり前だといって流されがちな日々の行動に

光を与えてくれるパワーに溢れた声掛けなのです。

 

出来ていないことや失敗したことは

すぐに口に出せるのに

 

出来ていることはスルーされがちなのです

 

モチベーションを維持・向上させるには

 

日々の何気ない行動の積み重ねから

自信や興味、ワクワクという感情を育て

絶大なる信頼関係を築くのです。

 

こうした積み重ねがあって

はじめて自分から動きたい!

という感情【自主性】が育ちます。

 

うちの選手に自主性を育てたい!

と思っている指導者の方は

ぜひ、

日々の何気ない行動に目を向け

 

言葉に表し、伝え続けてください。

 

モチベーションの魔術師の言葉かけで

チームに小さな自主性の芽が発芽し

ムクムクと育ち始めたら

 

今まで見たことがない光景が

あなたのチームに巻き起こります。

 

ぜひ、そんな現場を見せてほしいと思います。