ネットの誹謗中傷を乗り越え少年野球指導者になった元プロ野球選手の育成から思うこと

かつてヤクルトに所属した元プロ野球選手の泉正義さんの記事を読みました。

在籍期間は3年、一軍出場はなく二軍での出場もなかった無名の選手。

 

しかし彼は、グラウンド以外での武勇伝で話題になることが多かった

・中学時代の乱闘で名門校への進学取り消し

・監督を殴って謹慎

・中学の先生を妊娠させた

・対戦相手の前でキャッチボールし強肩を見せつけた

ちょっと耳を疑う話ですよね (苦笑)

でも真意は。

名門校の取り消し以外はすべてが事実ではないことだったそうです。

事実ではない噂が一人歩きする状況に、恐怖を感じたと書かれていますが、

私が気になったのは

「なぜ怒りや恐怖で心が壊れ競技を辞めず、今も指導者として野球に携われたのか」

ということでした。

 

読み進めて腑に落ちました。

 

野球をやめようと思っていた時

彼の歩みが止まり、心が折れそうな時

周りから見放された時

変わらず手を差し伸べてくれた指導者(大人)がいてくれたんです。

それが生涯の恩師となる

宇都宮学園(現文星芸大付)監督の星野英雄先生だったそうです。

 

恩師のように、選手が困っているとき支えになりたいと

2014年には栃木県に日光ヤングスワローズを設立し

アカデミー世代の育成に力を入れているそうです。

 

まだチームとしても結果を残せていないから、今まで取材は断ってきたそうです。

でもその判断は間違っていたと感じ、

現在は彼らを宣伝してやりたいという思いから取材を受けているそうです。

ここ、すごく大事です。

勝利や優勝という結果がなければ称賛されない、認められない

という指導は、子供たちの心に

「結果次第で自分の評価は決まる」というマインドを植え付けます。

すると結果が悪かったら、それまでどれだけ素晴らしい練習を積み上げてきても

「自分はぜんぜんダメだ」となってしまうのです。

結果が良い時も悪い時も

指導者は変わらずただ結果として受け止め

良い時・悪い時、共に振り返りをし、次に進みましょう。

悪い時に「反省会」はやめてくださいね。

反省ではなく「振り返り」という表現にするだけで

向き合う気持ちが変わります。

そして振り返って、良かった点・改善すべき点はどこかを話し合えばよいのです。

 

私はアカデミー世代のコーチングで最も重要なのは

「勝利という目先の結果」よりも

「何があってもお前を見捨てない、失敗したならば、さぁどうやり直そうか」と何度でもやり直し

チャレンジできるということを経験させてあげることであると。

 

スポーツを通して、そんな大人と出会えた経験をした子供たちは、

結果までの道のりを、努力し楽しむことはもちろん

これからの人生でもしも

ネットでの誹謗中傷や

イジメといった不安や恐怖を感じたときも

心の居場所がある子供は立ち上がれると

多くの子供たちとの面談を通して実感しています。

 

子供たちが、出会えた幸せを感じるコーチング

子供たちの可能性を信じ

人生を応援するコーチングを共に実践していきましょう。

明日は日曜日ですから、

様々な競技の練習やトレーニングがあるのではないでしょうか。

子供たちと素晴らしい時間を過ごしてください!